ホノルルの赤信号・スピード違反自動取り締まりカメラ設置場所10選と罰金額

ハワイでのドライブを楽しんでいる最中、突然のフラッシュに驚いたことはありませんか?ホノルル市内では、赤信号無視とスピード違反を24時間監視する「自動取り締まりカメラ(Red Light & Speed Safety Cameras)」が本格稼働しています。

昨年我が家も信号無視の警告書が届きました、最初は罰金の支払いが発生するのかと内容を確認すると本格導入前の試験運用中だったため警告のみで何かアクションを起こす必要がないと記載されていてほっとした記憶があります。

どうやらカメラの設置場所は10箇所あるようなので、20262月現在の最新データに基づき、設置されている全10箇所の交差点と撮影方向、そして高額な罰金額の詳細を調べてみました。

設置交差点リストと撮影方向全10箇所

#交差点名 (Intersection)撮影方向 (Direction)目安・エリア
1Vineyard Blvd & Palama St東行き (Koko Head bound)リリハ/チャイナタウン近郊
2Vineyard Blvd & Liliha St東行き (Koko Head bound)高速入口付近の混雑エリア
3Vineyard Blvd & Nuuanu Ave東行き (Koko Head bound)ダウンタウン北側
4Pali Hwy & S Vineyard Blvd南行き (Downtown bound)パリからダウンタウンへ降りる道
5Pali Hwy & S School St北行き (Pali bound)パリハイウェイ上り方向
6Likelike Hwy & School St南行き (Kalihi bound)ライクライクからワイキキ方面へ
7King St & Ward Ave西行き (Ewa bound)ワード/カカアコエリア
8Kapiolani Blvd & Kamakee St西行き (Ewa bound)アラモアナセンター北側
9Beretania St & Piikoi St西行き (Ewa bound)べレタニア通り/ダウンタウン方面
10McCully St & Algaroba St北行き (Mauka bound)ワイキキから山側へ抜ける道
調べてみると、各交差点1方向だけのようです、理由は、

1. 予算とコストの制約

カメラ・システム(高精度のセンサー、フラッシュ、通信機器、防水筐体)は非常に高額で、1方向につき1セットのシステムが必要なため、4方向すべてに設置するとコストが4倍に膨れ上がります。HDOTは限られた予算内で「最も効果が高い場所」に絞って投資を行っています。

2. 「事故データ」に基づいたピンポイント設置

HDOTがカメラを1方向に絞っている最大の理由は、「その方向からの進入が最も危険である」という統計的な裏付けがあるからとのこと。
特定の右左折の危険性: 
その交差点で過去に起きた歩行者事故や衝突事故が、「東行き車線の赤信号無視」に集中している場合、その1方向だけを監視すれば安全性が劇的に向上すると判断しているようです。
スピードが出やすい構造: 
下り坂になっている、あるいは前の信号からの距離があって加速しやすいなど、特定の方向だけが「違反の温床」になっているケースが多いためです。

3. 法的・プライバシー上の配慮

ハワイ州でこのプログラムが導入される際、市民から「過度な監視」に対する強い反発がありました。
「全方向監視」は「監視社会」を連想させるため、あくまで「安全確保(Safety)」を目的とした最小限の設置に留めるという政治的な妥協点でもあります。
「交通量の多い1方向だけを撮る」ことで、プログラムの正当性を保ちつつ、効率的に違反を抑制する狙いがあります。

4. 抑止効果(ブラフ効果)

「この交差点にはカメラがある」という認識さえ植え付ければ、ドライバーはすべての方向に対して慎重になります。実際には1方向しか撮っていなくても、交差点全体に「見られている」という心理的な抑止力が働くため、あえてコストをかけて全方向に置く必要がないという側面もあります。

現在の罰金額詳細;知っておくべき「支払い額」

ハワイの自動取り締まりによる罰金は、州法により明確に定められています。2026年2月時点での金額は以下。

赤信号無視 (Red Light Violation)

罰金額:97ドル
判定基準:信号が赤に変わった後にフロントタイヤが停止線を超えて侵入した場合

スピード違反 (Speeding Violation)

罰金額:167ドル〜317ドル
判定基準:制限速度を11マイル(約18km/h)以上超過している場合に作動。
11〜30マイル(約18〜48km)の超過は167ドル
31マイル以上(約49km以上)の超過317ドル以上

【注意】 

これらは「基本額」です。支払い期限(通常21日以内)を過ぎると遅延金が加算されるほか、レンタカーの場合はレンタカー会社からの事務手数料が別途請求されるため、最終的な支払いはさらに高額になります。

実態と対策;古い情報に騙されないために

ネット上には「黄色信号でも撮られる」「試験運用中だから罰金は来ない」といった古い情報が氾濫していますが、現実は異なります。

「黄色」は撮られるのか?

法的には、黄色信号で交差点に進入しても違反にはなりません。しかし、カメラ地点では「黄色で加速して突っ込む」車両を正確に捉えます。赤に変わった瞬間に線を超えていればアウトです。

レンタカーでも逃げられない

カメラはナンバープレートを撮影し、車両登録者(レンタカー会社)に通知が行きます。会社はあなたのクレジットカードから罰金と手数料を自動的に引き落とす契約になっていることがほとんどです。

「10マイルまではOK」の噂

HDOTは公式に「11マイル以上の超過」を取り締まり対象としています。つまり、時速10マイル以内の超過であればカメラは作動しませんが、警察官による直接の取り締まりはこの限りではありません。

安全なドライブなために

ホノルルのカメラ設置場所は、事故多発地点や歩行者が多いエリアが選ばれています。せっかくの旅行や日常生活が、1回のフラッシュで台無しにならないよう、以下の3点を意識しましょう。
  • Vineyard BlvdとPali Hwyは「カメラ地帯」だと認識して走る。
  • 制限速度+10マイル以内を厳守する。
  • 黄色信号では迷わず止まる余裕を持つ。

【参照元・確認日】
Hawaii Department of Transportation (HDOT)Red-Light & Speed Safety Camera Program
Hawaii Revised Statutes (HRS) §291C-111
情報確認日: 2026年2月19日











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